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パッカー工法(管渠内止水工)

特徴

下水道の普及に伴い下水管の継手のゆるみ、下水管のクラック発生による地下水の流入、地下水の汚染というようなトラブルが発生する傾向にあります。大口径管の場合には直接の補修が可能ですが、中小口径のような管の場合には、特別な工法によって補修を行う必要があります。特殊TVカメラを用いて確認された不良箇所の前後を閉塞させて、独立空間としてから液体を閉塞された区間に注入し、注入された液体が最終的に形成する固化物により、クッラクや継手等を充填するものです。

・主に管渠内に発生した浸入水の止水、
 土砂流出による空洞部充填に用いられます
・止水材の固化時間が現場の状況に応じコントロール出来ます
・非開削での補修のため施工期間が短縮されます。

コントロールパネル
コントロールパネル
止水用スリーブ(φ200用)
止水用スリーブ(φ200用)

管内状況

施工前
施工前
→ スリーブ挿入状況
スリーブ挿入状況
作業の流れ
    ↓
液注入後管内
止水栓挿入状況
(公共枡側・φ100)
← 薬液注入状況
スリーブ挿入状況
↓    
施工後
注入装置設置
→ 液注入後管内
薬液注入状況
    ↓
    止水栓挿入状況
施工後(洗浄後)

作業の流れ

コントロールパネル 止水用スリーブ(φ200用) 止水用スリーブ(φ200用)
◆止水車    
工程 作業内容 使用機材 使用車輌
事前調査 カメラヘッド TVカメラ車  
高圧洗浄   高圧洗浄車  
ワイヤー引込み ワイヤー    
注入装置設置 パッカー装置 止水車(パッカー車)  
止水材注入 パッカー装置 止水車(パッカー車) MS−6型
(非ウレタン系溶液タイプ止水材)
施工後・管内洗浄 表面仕上げ 高圧洗浄車・強力吸引車  
施工後調査 カメラヘッド TVカメラ車  

適用範囲

管径 本管 φ150〜φ600
取付管 φ100〜φ200
管種 各種対応
施工可能区間 施工延長100m
上流・下流両マンホールが小型(300mm)の場合、施工不可
片側のみ小型マンホール(300mm)の場合は施工可能